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在校生・修了生インタビュー
関東学院大学大学院
法学研究科
法学専攻/地域創生専攻

  • 法・政治・政策
  • 神奈川県
  • 大学院
専門性を高めるため
シティプロモーションの戦略を練るために、地域創生の体系的な知見が必要でした

関根 祐貴さん(37歳)

埼玉大学卒業後、埼玉県庁を経て株式会社船井総合研究所へ入社。地方創生の支援業務に携わる。2023年関東学院大学大学院法学研究科地域創生専攻入学。仕事と両立しながら学んでいる。

大学院へ進学を決めた理由

大学院進学の動機は、仕事で関わってきた「自治体のプロモーション・シティプロモーション」について学術的なアプローチで捉えたいと考えたためです。地域創生専攻の牧瀬教授はその分野の権威であり、これが関東学院を選んだ理由です。また、オンラインでの授業は柔軟性があり、仕事との両立を図りやすい点も魅力でした。1年次には主に法学系の授業を受けて、今後は地方創生・地域活性化に関する科目を重点的に受講し、自治体にあるべきプロモーションの形を研究していく予定です。

大学院で得られたもの

大学の頃とは異なり、仕事をしながら大学院に通っているので、時間の使い方には気を配っています。それでも以前と比べて教員の専門性の高さの価値を理解でき、学ぶことの充実感を味わっています。さらに、授業で得た地方創生の知識を実務で活用する機会があり、進学前よりも高度な仕事ができていると感じています。大学院では受動的に授業を受けるものではなく、自ら研究し、意見交換する積極性が求められます。同級生の意見交換は特に有益で、互いに刺激を受けながら成長していきたいです。

私のオススメ科目

地域創生論講義(地方創生)

牧瀬教授が各地で研究してきた地方創生の政策事例を学び、「地方創生・シティプロモーションとはこうあるべき」を解説。事例紹介に留まらず、その成功したポイントを汎用性の高い理論として説明してくれます。

地方自治法基礎講義/特殊講義

地方自治の実務経験を持つ出石教授が、自治体現場の事例を踏まえて地方自治法を講義。秋学期の特殊講義では、最高裁まで争われた条例事件などの判例を解説し、学生が判例について自分の考えを述べていきます。

行政法基礎講義/特殊講義

行政法総論を構成する各種の行政作用の相互関連性について考察する力の会得をめざす科目。これまで深く携わることがなかった取消訴訟など行政訴訟について学ぶことができました。

お金のやりくり法

私の勤める会社は成果を重視し、これが年収に直結します。そのため研究の時間が増えても、仕事の成果を損なわないように留意し、大学院と同様に仕事にも全力を注いでいます。

ある一日のスケジュール

6:30起床。大学院の授業で使うプレゼン資料の仕上がりをチェック。この日のスケジュールを確認し、空き時間があればそこで何ができるかを考えておきます。
7:00会社へ向かいます。職場は東京丸の内です。リモートワークの日は自宅で作業。地方創生の仕事に携わっているので地方への出張も多く、スケジュールは業務の状況次第で大きく変わります。
8:00就業開始。コンサルティング事業の中でも私は「シティプロモーション」に携わり、自治体のマーケティングの最前線に立ち、行政活動の計画の策定や運営などに取り組んでいます。
9:00この日は総合政策アドバイザーを担当している自治体の長期総合計画を検討。大学院で受講した「SDGs 実践論講義」で得た知見を提案へ活かすことができました。
13:00コンサルティングの仕事はクライアントの売上を向上させるためにマーケティングを活用します。自治体は営利企業と異なりマーケティングの実績、ノウハウが乏しく、体系的な理論や指針の必要性を感じています。
18:00終業後、大学院へ急いで向かいます。横浜・関内キャンパスは関内駅から近く、周囲は飲食店が多いなど利便性が高い立地です。余裕があるときは蕎麦屋で小腹を満たしてから出席することも。
19:00出張や業務繁忙期など出席が厳しい日は正直あります。しかし、少人数での教育体制なので、教員や同級生と相談して授業時間をフレキシブルに変更してもらうこともあり、リカバリーできています。
20:30授業形式は対面、オンライン、オンデマンド(録画)など、科目内容や指導方針、履修人数などの条件のもと、教員が学生と相談して決めることが多いです。
0:00帰宅後、やり残した仕事や授業のレポートに取り組みます。リフレッシュ方法はTVゲーム。なかでも音楽ゲームは息抜きの定番です。休日は前職時代に結成したバンドのライブ活動も。
問合せ先045-306-9333(学部庶務課 経営・法・人間共生学部)ホームページはこちら
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