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在校生・修了生インタビュー
多摩大学大学院
経営情報学研究科
MBAコース

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専門性を高めるため
さまざまな社会課題に立ち向かうため「知の再武装」をする必要があると考えていました

栗原 友佳さん(40歳)

公立校の教員として国際教育、食農教育などに携わっていたが、2019年からフリーランスのコーディネーターとしてブータンに赴任し農業支援事業に従事。2020年に帰国。2022年、本研究科に入学。

なぜ、大学院で学ぼうと考えたのか?

大学時代(教員養成課程)に、地域・食・農・教育をどのような形で繋げていくかを研究し、教員生活を経た後に海外の農業支援活動に携わるようになりました。しかし、多様な社会課題にアプローチしようとする時、分野ごとの専門知識だけでは立ち向かえないという現実に直面。そこで「経済」を含めた複合的な視点から自分のなすべきことを考え、主体的に実践していくための学び直しをしようと思い「知の再武装」「全体知」「イノベーターシップ」を掲げる本研究科の門を叩くことにしました。

実際に入学して感じていることは?

教養、哲学、歴史観を磨くリベラルアーツ科目や、ビジネスの第一線で活躍する先生方による実践的な講義を通して、専門知識を統合して立体的に構成する「全体知」への理解が深まったと感じています。また、志を同じくする院生たちとの交流・議論は、思考の深まりと学びの楽しさを同時に味わえるかけがえのない体験。互いの夢を語り合える仲間ができたことは今後の人生の大きな宝になると確信していますし、これらを糧に社会課題に立ち向かうための事業や活動を創出していきたいと思っています。

私のオススメ科目

社会課題解決とグローバル・シチズンシップ

社会課題に向き合いグローバルに活躍しているリーダーたちとのインタラクションや講義での議論により、「より善い」未来に向かうための社会課題解決力を本質的に見つめ直すきっかけをつくることができます。

サービスサイエンス

ヒアリングや観察から得られる「質的データ」のハンドリングスキルを実践的に学べます。今後は、量的データとの両輪により、現状の改善など自身の課題解決へ向けた手がかりを得ることに繋げたいと考えています。

まちづくり最新事情

主に東京多摩エリアをフィールドに、行政や企業、NPOなどが実践しているまちづくりの事例を通じて「つなぐ力」を軸に多彩なステークホルダーによる地方創生を進めるためのヒントを学ぶことができます。

お金のやりくり法

仕事の経費などを小まめにチェックして不要な出費を抑えたり、契約業者の見直しを図ったりしています。資料・文献に関しては図書館やオンラインも活用していますが、未来への投資と思ってできるだけ購入しています。

進学を決めるまでの道のり

37歳(2020年3月)海外事業コーディネーターとしてブータンに駐在していたのですが、COVID-19の世界的な拡大に伴い緊急帰国することになり、以後の事業はオンラインによって進められることになりました。
37歳(2020年4月)現地では忙しく動き回っていましたが、帰国後、自分の人生を見つめ直す機会が増え、その中で「やりたいこと」「やるべきこと」を事業化するためには学び直しが必要だと感じるようになりました。
38歳(2021年4月)仕事との両立、関心のある分野が学べるか、そして学費面などを考慮しながら大学院探しを開始。資料請求、大学が公開している動画の視聴、学校見学をした上で本研究に入学することを決意しました。
38歳(2021年12月)研究テーマの設定や提出する「課題エッセイ(志願理由や修学目標、研究テーマなど)」の推敲を重ねるとともに面接に向けた準備を進めました。
39歳(2022年2月)入試・合否発表。本研究科の入試は春・秋ともに4期に分けて実施されています。私は春入学の期限ギリギリに出願・受験することになりました。
39歳(2022年3月)大学院のカリキュラムをもとに仕事のスケジュールの見直しを行うとともに、知識不足を少しでも補っておこうという思いから経営やマネジメントに関する基礎的な書物を読み、講義に備えました。
39歳(2022年4月)食・農分野、教育分野の事業とともに、地域の特性や魅力を発信するイラストレーター・デザイナーとしても活動しながら学習をスタートさせました。
問合せ先03-5769-4170 (品川サテライト)ホームページはこちら
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