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在校生・修了生インタビュー
岐阜女子大学大学院
文化創造学研究科
デジタルアーカイブ専攻

  • 情報・IT系
  • 岐阜県
  • 通信制
専門性を高めるため
文化財事業の仕事に役立つ知識を修得し、上級デジタル・アーキビスト資格を取得したい

王 莉莉さん(41歳)

中国出身。日本の大学で英米文学を学ぶ。卒業後ナカシャ クリエイテブ(株)へ入社。文化情報部への異動を機に、専門知識の必要性を感じ2010年10月同大学院通信課程へ入学。2012年9月修了。

大学院に入学した動機

日本の大学で4年間勉強し、ナカシャ クリエイテブ(株)へ入社。数年後、文化情報部へ異動になりました。そこで直面したのが専門知識の乏しさでした。技術管理者として働くうえで、文化財の調査や整理についての専門知識を修得したいと思うように。マネージャーから、岐阜女子大学でデジタル・アーキビストという資格が取得できると教えていただき、早速取得。そこで、大学院に進めばさらに高度な上級デジタル・アーキビストも取得できることを知り、知識を深めるために入学を決意しました。

大学院に入学して得たもの

大学院入学時の目標だった「上級デジタル・アーキビスト」の資格とともに、文化財を扱う仕事に役立つと考え、学芸員の資格も取得しました。大学院で得た知識を活かし、理論に基づいたプレゼンができるようになったため、仕事の商談もよりスムーズに進められるようになりました。現在、中国市場への進出を目指し、中国の博物館に向けた新しいコンテンツの開発にも力を入れているのですが、その際も深みのある提案ができ、手ごたえを感じられるとともに、自分自身の成長も実感できています。

私のオススメ科目

文化メディア演習

多視点撮影や360度撮影などの高度な撮影方法を学べました。白川郷などへ行き、実際に自分で撮影をして編集まで行うことができたので、知識として理解していた技法について、実践的な能力も修得できました。

伝統文化特講

伝統文化の継承と保存の意義を学習し、実践を通じてアーカイブ資料の収集を行います。例えば、沖縄に伝わる伝統的な踊りや民謡などを、どのようにデータとして記録するかについて深く知ることができました。

デジタルアーカイブ演習

大学院で管理されている国内外の貴重な文化情報を用いて、理論的な知識をインプットした後、演習を通して理解を深められる授業でした。クラスメイトと論議しながら答えを導き出す過程も面白かったです。

お金のやりくり法

仕事と両立して学べたため、学費はすべて自分で支払うことができました。仕事に活かせる専門知識が学べ、自分の成長にもつながったため、学費以上の価値を感じられる2年間を過ごすことができました。

ある一日のスケジュール

6:00起床、朝食後外出準備をして、学校へ向かいます。私はテキスト授業ではなく、スクーリングで勉強した方が、身に付くタイプだったので、週末はほとんど学校へ行って勉強していました。
7:30電車で学校へ。最寄駅が金山駅だったため、乗り換えなしで学校のある岐阜駅まで通学でき、便利でした。車で通学する日もありました。
8:30岐阜駅に到着後、歩いて学校へ。月~金までは仕事を通して様々な知識をアウトプットするのですが、週末は授業を通して多くの知識をインプットすることができたため、平日と週末でメリハリのある生活を送れました。
9:00~18:00スクーリング授業に参加。1日5限ある授業をほとんどすべて受けていました。授業の無い時間は、自由に使用できるパソコンなどを使って勉強していました。学校には勉強に集中できる環境が整っていました。
20:00授業が終り、帰宅するのは20:00頃。土曜は日曜の授業に向けて気が抜けませんが、日曜の帰宅後は少しほっとできる時間でした。
21:00夕食後、レポートを作成することもありました。また、沖縄への研修などに参加する場合は、有給休暇を利用しました。会社の理解・協力もあり、目標としていた上級デジタル・アーキビストの資格を取得できました。
23:00頃就寝。平日は仕事、土日祝は勉強という2年間は、決して“楽”ではありませんでしたが、あきらめることなく卒業できたことが、大きな自信にもつながっています。
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