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在校生・修了生インタビュー
北陸先端科学技術大学院大学
先端科学技術研究科
先端科学技術専攻(博士前期課程・博士後期課程)/融合科学共同専攻(博士前期課程・博士後期課程)

  • 情報・IT系
  • 東京都
  • 大学院
新しい可能性を見つけるため
「知識」という視点から技術経営を学べる大学院。研究を活かし可能性を広げたい!

成瀬 博さん(53歳)

1990年東京工科大学工学部情報工学科卒業後、NEC(日本電気株式会社)に入社し現職。2010年北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士前期課程(修士)、2019年同博士後期課程(博士)を修了。

平日夜間&土日に開講。働きながら東京(品川)で学べると入学

SE、PMの仕事をする中で、未来に向けてどのような技術を採り入れていくべきか、そのヒントを得るためにも、技術マネジメントや技術経営の分野について学ぼうと考えるようになりました。そこで平日夜間と週末に働きながら学べる同学への入学を検討。事前にメールで教授に研究テーマについて親身に相談に対応していただけたことや、東京サテライト(品川)の立地の良さ、魅力的な科目群などを知り入学を決意。何よりも「知識」という視点から技術経営を学べる点に、他にはない魅力を感じました。

大学院で研究し学び得た知識を、仕事上で活かしていく

修士課程では技術経営を、博士課程ではサービスを研究。講義や全体ゼミでは、仕事や年齢に関係なく対等に議論し共に学ぶ仲間の存在が刺激となり、研究や課題解決への力になりました。複数教員による個別指導ゼミは3~4名の異なる専門領域の先生方が担当。鋭く多彩な切り口からの指導を受け、幅広い知見を得ることができました。同学で学び得た成果は実務に活用していますが、学術的にも実践的にも発展させていくことが重要だと実感。今後も仕事を通して自らの研究を深めていこうと考えています。

私のオススメ科目

戦略ロードマッピング論(現科目名:次世代技術サービス経営特論)

ケンブリッジ大学の教授を招聘した授業です。シーズとニーズを繋げ製品企画のロードマップを作成。製品の発売計画という認識に過ぎなかったロードマップが、コミュニケーションツールであることを実感しました。

サービスイノベーション論

この授業で初めて「Service Dominant Logic」について学びました。いわゆる「モノを売る」ということから、「コトを売る」ことの意味を理解することができ、物事に対する見方が大きく変わりました。

知識経営論

知識科学研究科ならではの「SECIモデル」と「Konwledge Management(知識経営)」を学びました。「SECIモデル」とは、サービスにおける価値共創や、仕事上の課題解決に有効に活用できる考え方です。

お金のやりくり法

仕事の収入を学費に充てるつもりでしたので、自費で賄えるように比較的学費の低い国公立の大学院を選びました。

ある一週間のスケジュール

月曜日平日の日中は会社勤務。退勤後、授業に出席。平日夜間5日+土曜の合計6日間で1テーマを行う集中講義形式の授業を履修。平日の授業は18:30~22:00頃まで。講義のある週は、残業しないよう業務を進めました。
火曜日日中は会社勤務。18:30以降は授業に出席。22:00頃終えて1時間ほどかけて帰宅します。必要があれば、帰宅後に勉強したりレポートを書いたりする日もありました。
水曜日退勤後、授業に出席。少人数のため教員と学生の距離が近くコミュニケーションも密に。手厚い指導をしてくださる先生方と高い問題意識を持つ仲間と議論する機会に恵まれ、忙しくも楽しい毎日を送ることができました。
木曜日退勤後、授業に出席。博士前期課程(修士)での私の研究テーマは、「テクノロジーインテリジェンス」。イノベーション、知識経営、MOT(技術経営)を学びました。
金曜日退勤後、授業に出席。博士後期課程(博士)では、「サービス価値共創」をテーマに研究。サービスイノベ―ション、サービスサイエンス、サービスマネジメントなどサービスを中心に学修しました。
土曜日土曜は、平日から続いた講義の最終日。朝から夕方まで講義に出席し、終了後は先生を交えて交流会へ。先生方や仲間と親睦を深め良い関係性を築けたことは、私のかけがえのない財産になりました。
日曜日家族とゆっくり過ごす1日。社会人コースは東京での学修となりますが、石川キャンパスの学生や企業と交流の機会も設けられているので、参加できれば、新たな視点や考え方が得られる有意義な時間になると思います。
問合せ先03-5460-0831(東京サテライト(社会人教育係))
0761-51-1966(入学案内担当(学生募集係))ホームページはこちら
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