研究科・学科・プログラムTOP

早稲田大学大学院

教育学研究科

（教職大学院）

教育課程の編成・実施

カリキュラム・マネジメントの理論と実践等

実践的な指導方法

授業設計・分析の実践力、授業技術の理論と実践

生徒指導及び教育相談

児童生徒の社会性・規範意識を育てる開発研究等

学級経営

学級経営の理論、実践力研究、学校組織開発の理論と実践等

教育と教員の在り方

教員の社会的役割と職業倫理、学校とコミュニティ開発

高度な理論と実践力を兼ね備えた学校教育のリーダーを養成

同大学院では、3つの基本理念の下で教員養成に特化した教育を展開することにより、「より実践的な指導力・展開力を備え、新しい学校づくりの有力な一員となり得る新人教員」および「地域や学校における指導的役割を果たし得る教員として不可欠な確かな指導理論と優れた実践力・応用力を備えたスクールリーダー（中核的中堅教員）」の養成を目指している。具体的には、社会の変化のなかで大きく様変わりした子どもや、保護者、地域社会に適切にかかわることのできる柔軟で高度な実践的・臨床的教育能力を備えた教員の養成を目的としている。

さまざまな教職キャリアに対応する多様な履修モデル

同大学院は、すべての学生が履修する「基本科目」5領域を基礎として、それをさらに展開する「分野別選択科目」、「学校における実習」を設定している。「分野別選択科目」は、得意分野の学修を発展させることを狙いとしており、「基本科目」と関連づけつつこれを補完することで個々の学生がさらに深く探求し、教育専門職としての力量形成に資するように意図している。「学校における実習」は、授業力、教師力の総合的な実習としての「学校臨床実習l」、インターンシップの形式で特定の課題について一定の期間実習する「学校臨床実習ll」、各自の教師力形成の課題を追究する「学校臨床実習lll」という3種類で構成している。

特徴ある教育方法

同大学院は、社会的連携能力の育成を図るために、さまざまな教職キャリアの学生が協働して学び、自らの資質を高めあうことをめざしている。このような学びの場を有効に機能させるべく、受講する学生を学部新卒者と現職教員学生とに分けることなく、混成でクラス・グループを編成し、演習を課すなどの方法をとっている。学部新卒者は、現職教員学生からの助言を受けながら学ぶことができる。現職教員は助言を通じて、同僚教員との指導的協働について学ぶ。また、教育技術や生徒指導など教育実践と直接的な関わりが強い科目に関しては、研究者教員と実務家教員がチームを組んで担当することで理論と実践の融合を図る。

授業科目（抜粋）

学校臨床実習/カリキュラム開発の理論と実践/カリキュラム・マネジメントの理論と実践/授業設計の実践力/授業分析の実践力/授業技術の理論と実践/学校カウンセリングの理論と技術/児童生徒の社会性・規範意識を育てる開発研究/学級経営の理論/学級経営の実践力研究/学校組織開発の理論と実践/教育行政・計画研究/教員の社会的役割と職業倫理/学校とコミュニティ開発/カリキュラム評価の理論と方法/総合的な学習の時間の実践研究/授業力向上の実践演習/授業開発の実践研究/問題行動の事例研究と支援演習/担任学の実践研究/心理教育的アセスメントと個別の指導計画/学校マネジメントと学校再生に関する理論と事例研究/私立学校における教育実践 等

2年制修了生の進路

【教員採用】公立学校14名(専任：12名・臨任1名・非常勤1名）、私立学校4名（専任：3名・非常勤1名) 【民間企業・その他】1名

同学調べ（2022年3月　進路報告者19名）