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放送大学

教養学部

教養学科 情報コース

ソフトウェア

ソフトウェア、開発技術、AIの仕組みを理解

情報数理・情報基盤

数理モデル、分析、機械学習、情報ネットワーク、情報通信を学ぶ

マルチメディア

テキスト・音声・画像・映像といった多様な形態から情報を捉える

ヒューマン

利用者インターフェース、教育工学を学ぶ

５つの領域から「情報」を理解し、問題解決を行う

放送大学は文部科学省・総務省所管の通信制大学。2023年に創立40周年を迎え、累計学生数は約182万人。10代～40代に入学理由を聞くと、「いつでもどこでも学べる」「学費負担が軽い」という理由が半数以上を占めるほど、BS放送やインターネットを活用しながら、自分のペースでリーズナブルに学べることが特徴だ。学生の年齢も10代から100歳以上までと幅広く、その入学目的も様々。学位取得やスキルアップ、資格取得に必要な不足単位だけの履修、生涯学習や教養を深めるためなど、多様な目的を持った学生が約8万5千人在籍している。割合にして「学生の2人に1人が2回以上入学」をしており、その時々の目的に応じてうまく活用しながら学び続ける学生が多い。さらに1年前からは単位認定試験が自宅でのWeb受験に移行。試験期間内であれば24時間受験できるなど、多様な学生のライフスタイルに合わせた学び方を提供している。

教養学部の情報コースでは、「ソフトウエア」「情報数理」「マルチメディア」「ヒューマン」「情報基盤」という5つの領域を設置。一般的な情報学科等とは異なり、教養学部の1コースに設置されていることで、より広い観点から「情報」をとらえ理解していくカリキュラムだ。加えて、専門分野を体系的に学んだ証明制度として「放送大学エキスパート」（科目群履修認証制度）を設けている。このうちデータサイエンスに関わるプランである「データサイエンスリテラシープラン」「データサイエンスアドバンスプラン」は、文部科学省より「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」として認定されている。認証後は履歴書等にも記載でき、学びの成果として対外的にPRすることができる。

教養学部では情報コースを含め全6コースがあり、人文学・心理・教育・福祉・社会科学・自然科学など多様な分野の授業を300科目以上開設している。在学生は原則として、所属コースに限らず全ての放送授業をWeb上にていつでも視聴できるため、幅広く興味関心を広げていくことが可能だ。なお、放送大学では全都道府県に学習センター・サテライトスペースを設置している。全国57カ所の学習センター・サテライトスペースにて約3,000クラスの「面接授業」（スクーリング）が開講されているほか、学習相談、図書室の利用、放送授業の視聴など自由に利用が可能。さらに学生同士のサークル活動や、教職員との交流も活発である。通学不要のスタイルを選べる一方で、通学して学習できる環境も用意されている。

■募集人員
全科履修生：1万5000名
選科履修生・科目履修生合わせて：4万名

■出願期間

●2024年10月入学
第1回：2024年6月10日～2024年8月31日
第2回：2024年9月1日～2024年9月10日

●2025年4月入学（予定）
第1回：2024年11月下旬～2025年2月末日
第2回：2024年3月1日～2025年3月中旬

■入試方法
出願書類による書類審査（学力試験なし）

■入学資格
詳細は公式ウェブサイト、または『学生募集要項』を確認。
（中学校卒業または高等学校中退の方でも所定条件を満たせば学位取得が可能）

在学生のデータ

＜在学生数＞
約85,000名（学部、大学院合計）
＜学部年齢割合＞
10代～30代：約33％
40代～50代：約41％
60代以上：約26％

※2023年度第1学期時点（同大学調べ）