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在校生・修了生インタビュー
学習院大学大学院
経済学研究科
経済学専攻(博士前期課程・後期課程)

  • 経済・経営・商学
  • 東京都
  • 大学院
専門性を高めるため
第一線で活躍する教授陣と自由度の高い研究環境でCSRの実証研究を深めたい

遠藤 業鏡さん(49歳)

大学卒業後、政策金融機関に就職。2005年、社費による大学院派遣で修士号を取得。2016年4月学習院大学大学院入学、2020年博士号を取得。現在は私立大学の教授として学生の指導に当たる。

企業の社会的責任の実証研究と博士号取得のため大学院へ進学

政策金融機関で融資、調査・研究などの業務に携わる中で関心を持ったテーマが「CSR(企業の社会的責任)」です。当時は日本におけるCSRの実証研究が少なかった時期。専門性を深めながら研究に従事できる環境を求めて学習院の門を叩きました。同研究科を選んだ理由は、日本の無形資産研究の第一人者である宮川先生に師事できることが大きかったですね。CSRと無形資産の研究は親和性が高いと感じていたんです。仕事と研究の両立を考えていた私にとって、アクセスの良さも決め手でした。

自由度の高い研究を実践できる少人数制の学修・研究環境

学習院の魅力のひとつが少人数制の学修・研究環境。手厚い指導体制のもと、自由度の高い研究を進められました。先生方から懇切丁寧なアドバイスを数多くいただけたので、研究をさらに深めることができましたね。仕事と研究を両立しながら書き上げた博士論文をもとに研究成果をまとめた書籍も公刊。現在は銀行を退職し、都内の私立大学で教鞭を執っています。ジェンダーなど新たな切り口を付加して実証分析の数を増やしながら、日本のCSRに関する研究を続けていきたいと考えています。

私のオススメ科目

経済成長論特殊研究

経済成長にとって重要な概念のひとつ「生産性」の議論を踏まえ、マクロ経済、産業レベル、企業レベルの実証分析を学修。多彩な生産性の概念を学べ、生産性の問題が日本経済に与える影響に関する理解も深まりました。

景気循環論特殊研究

ミクロデータを用いた生産性に関する実証分析の手法を具体的に学修できた科目です。生産関数推計に関する輪読を行い、研究動向やさまざまな分析手法を体系的に把握。その分析方法を研究活動にも応用できました。

経済成長論演習

経済成長を牽引する要素として注目されている「無形資産投資」に着目し、その概念と経済的影響を理解できた科目。関連する書籍や論文を通して国内外の最新の研究に触れられ、博士論文の作成にも役立ちました。

お金のやりくり法

研究図書や学会の出張費用に充当できる「院生特別研究費」など経済的な負担を軽減できる制度を活用。学習院独自の推薦制による奨学金をいただけたことは、その後のモチベーション向上にもつながりました。

ある一週間のスケジュール

月曜日博士課程3年目からは地方の国立大学へ客員准教授として出向。週2~3日ほど授業を担当していました。授業のない日は授業準備のほか、博士論文の研究を進めていました。
火曜日大学で授業を担当。知識のアウトプットを重視する博士課程の授業は論文指導が中心です。3年目には単位修得も終えており、指導教員とのやり取りはメールで行えたため、通学できない状況でも不安はありませんでいた。
水曜日大学で授業を担当。3年で博士論文を仕上げる予定でしたが、教壇に立つこととなり、論文完成を1年遅らせることにしました。想定した年数で博士号を取得できる環境も考えた大学院選びが社会人には必要だと思います。
木曜日大学の授業の準備。指導教員である宮川教授は、経済産業政策に関する研究所でも活躍している先生です。研究会に参加させてもらい、多くの研究者の方々と知り合えたことは貴重な財産となりました。
金曜日大学で授業を担当。博士課程3年目と4年目に書いた論文が国際的な学術雑誌に掲載(アクセプト)されました。在学中に査読付き論文2本を書き上げたことが博士号取得として結実したと思います。
土曜日博士論文の作成。博士課程1・2年目は週1回論文指導がありましたが、3・4年目は進捗状況や相談事項を教授とメールでやり取りし、対面指導は半年に一度ほど。院生の事情に合わせた対応も少人数制のメリットです。
日曜日博士論文の作成。同じ時期に博士課程に在籍していた先輩が在学中に新書を公刊されたことは、とても刺激になりました。切磋琢磨できる環境も研究を深めてくれたと思っています。
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