研究科・学科・プログラムTOP

神奈川県立保健福祉大学大学院

ヘルスイノベーション研究科

ヘルスイノベーション専攻（修士課程・博士課程）

イノベーション×未病

高齢社会を支える新しい健康観「未病」を学びイノベーションを起こす

公衆衛生学

疫学／生物統計学／社会行動科学／環境保健学／保健医療管理学を学ぶ

データサイエンス

ビッグデータやAIを用いた健康リスクの予測について学ぶ

起業家精神

新たな事業創造に必要なアントレプレナーシップを学ぶ

フィールドスタディ

国内外のフィールドで実際に社会における取組を経験する

世界に先駆けて、「未病」の学問体系化を目指す大学院

神奈川県立保健福祉大学は、「人生100歳時代」の新しい健康観「未病」を現実化していくため、新しい大学院「ヘルスイノベーションスクール」を2019年4月に開設した。
このスクールは、健康・医療・福祉分野における社会システムや技術の革新を起こすことができる人材の育成を目指した全く新しい教育研究機関である。
神奈川県をはじめ、産業界や教育研究機関、行政などの様々なアクターと幅広くネットワークを結びながら、新しいヘルスイノベーションを起こす拠点となることを目指し、世界に通用する人材の輩出や、課題を解決する研究を進めている。

次世代のヘルスイノベーターを育成

ヘルスイノベーション研究科の特徴は、"学んだ先にどうなるか"が示されている点だ。
修士課程では、イノベーションの創出に取り組む「リサーチャー」「ビジネスパーソン」「アドミニストレータ」「ポリシーメーカー」の4タイプのイノベーター育成を目指してカリキュラムが組まれており、それぞれの具体的な履修モデルも示されている。
博士課程でも、国際社会の将来を牽引する「高度研究人材」「高度マネジメントリーダー」「高度ヘルスケアプロバイダ」「高度ポリシーメーカー」の4タイプの国際的高度専門人材の養成を目指したカリキュラム構成になっている。

英語x日本語で学び、公衆衛生学位を取得

「修士課程」には、同学の理念を習得する「共通科目」、公衆衛生学位（MPH）取得に不可欠な「公衆衛生学基盤科目」、個人の興味関心に合わせた履修が可能な「ヘルスイノベーション専門科目」、アウトプット重視の「実践・特別研究科目」を設置。
「博士課程」には、専門的かつ学際的な知識や科学的理性に加え、リーダーとして求められる教養・倫理観及び価値規範を身につけるための「共通科目」、自ら解決策の提示に取り組む「特別演習科目」、具体的な課題解決の方策を探求する「特別研究科目」を設置。リメディアルとして、修士課程の科目も履修可能。
必修科目は英語、選択科目は英語もしくは日本語で実施され、英語授業のみでも修了可能。

開講科目（抜粋）

【修士課程】未病特論/ヒューマンサービス特論/ヘルスイノベーション概論/データサイエンス/ヘルスイノベーションにおける「責任ある研究・イノベーション」/疫学概論/疫学研究/生物統計学基礎/研究の技法/健康行動科学/ヘルスコミュニケーション/環境保健学/産業保健学/健康・医療政策/医療経済学/医療技術評価/健康教育劇場/口腔保健特論/レギュラトリーサイエンス概論/アントレプレナーシップ/フィールド実習/ヘルスイノベーション演習ほか 【博士課程】パブリックヘルス・リーダーシップ特講/世界の健康課題とイノベーション特講/特別演習（疫学・生物統計学・社会行動科学・環境保健学・保健医療管理学）/ヘルスイノベーション特別研究

在学生の内訳

修士課程：41名（男性24名、女性17名、うち留学生4名）
博士課程：10名（男性6名、女性4名、うち留学生1名）
職種：医療機関、製薬会社、医療機器開発、自治体職員等

同学調べ（2023年4月1日現在）