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大手前大学大学院

国際看護学研究科

看護学専攻

（2023年4月設置）

看護実践科学

国内外の臨床現場における質の高い看護実践の探求

公衆衛生看護実践科学

社会包摂の課題解決に向けた成熟した公衆衛生看護実践の探究

助産実践科学

女性や子どもへの助産実践の探求とジェンダー平等への活動実践

国際性

高潔な倫理観とともに多様な価値観を尊重する国際性を涵養

研究力

多様な健康課題を探究する科学的分析力や論理的思考力を育成

看護のスキルを持って、社会を変革する人材を育成

国際看護学研究科看護学専攻は2023年4月開設。国内外のグローバル社会において、文化の影響を受けて共存する個人・集団・地域の多様な特性を理解し、健康課題を俯瞰的に捉え、国際性と基本的人権意識、高潔な倫理観と使命感をもち、高い志をもって包摂社会を希求し、政治、経済、社会構造にも目を向けて、多様なニードに沿った専門性の高い看護実践力を涵養する。
2019年設置の大手前国際看護研究所では「最新の研究が患者さんの利益に直結する」を日本でも浸透させること、また世界的研究者とのコラボレーションの楽しさを後進に伝えられることをめざし、国際的な看護研究活動を展開。同研究所とも連携し、次世代の看護専門職者を育成する。

看護・公衆衛生・助産の3分野からグローバル社会の看護を探求

看護実践科学分野では、世界に暮らす多様な人々の健康課題や、ライフサイクルに応じた健康ニーズを顕在化し、その課題解決に向けて多職種と連携し、主体的に取り組む高度な看護実践専門職者を養成。
 
公衆衛生看護実践科学分野では、超少子高齢社会や、外国人労働者やその家族が暮らす地域社会において個人、家族、集団や地域の健康課題を明らかにし、包摂社会を希求し、QOLの探求と社会の変革に取り組む保健師を養成。
 
助産実践科学分野では、国内外の母子保健を取り巻く諸問題や、ジェンダーやセクシュアリティへの健康支援、児童虐待防止に向けた取り組みなど、女性や子どもを中心とした健康課題の解決やシステム構築に取り組む助産師を養成。

国際性、研究力、実践力をもってグローバル社会に貢献する

３つの専門分野における看護実践力に加え、共通科目において国際性と研究力を育むカリキュラムを構築。人権意識・高潔な倫理観と使命感・高い志、現地の人々の視点による課題解決能力や調査・研究の基礎知識、言語・文化・歴史・価値観などの多様性への理解と洞察、それらを乗り越える関係性の構築と協調性、専門性と社会的包摂の探究、国際的視野の涵養、これらを繰り返し積み上げリフレクションさせることで国際性と研究力の資質を向上させていく。
まだ手付かずの多様な文化をもつ人々の声を聞き取る国際性と研究力、各個人の文化に沿ったケアを提供するために活動する実践力を有し、変容するグローバル社会に貢献できる看護専門職者をめざす。

授業科目（一部抜粋）

看護管理特論/慢性・老年看護特論/看護技術特論/小児・思春期健康支援特論/プレコンセプションケア特論/セクシュアリティ看護特論/地域在宅看護特論/精神保健特論/国際保健活動特論/公衆衛生看護学特論/人口学特講/保健統計論/疫学特講/ハイリスク事例支援論/コミュニティネットワーキング論/地域ケアシステム論/学校保健論/産業保健論/健康危機管理論/グローバルコミュニティマネジメント論/保健医療福祉行政論/保健政策研究/助産学特論/地域助産実習/周産期学特論/国際助産演習/周産期健康危機管理ケア論/助産診断技術学I（分娩介助）II（継続ケア）III（健康診査と健康教育技法）/新生児・乳幼児ケア論/助産管理論/開業助産実習 ほか