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在校生・修了生インタビュー
関東学院大学大学院
看護学研究科
看護学専攻

  • 福祉・医療・健康・生活
  • 神奈川県
  • 大学院
専門性を高めるため
教員として指導スキルを磨き、学生の主体性を引き出す力を発揮したいと考えました

徳丸 裕恭さん(34歳)

大分県立看護科学大学卒業後、順天堂大学医学部附属病院入職。看護師として小児外科病棟など勤務後、関東学院大学看護学部の小児看護学の教員に転身。2022年同大学大学院看護学研究科入学。

大学院へ進学を決めた理由

大学病院での病棟勤務を経て、関東学院大学で助手として学生の指導にあたるようになりました。私の理想の教員像は、主体性を引き出し、思いやりの心を持つ人に成長させる先生です。その実現には、看護の理論と実践力をさらに身につける必要があると考え、大学院進学を決意しました。同大学院を選んだ理由は勤務先であることに加え、昼夜開講制の柔軟性があったからです。この学習環境を活用すれば、勤務状況に合わせて受講時間を調整し、学業と仕事、家庭を両立させることが可能だと考えました。

大学院で得られたもの

授業や論文の執筆を通じて、論理的思考力やプレゼンテーション力、文章作成能力の向上を実感しています。大学生を教える臨床実習指導では、「効果的な伝え方とは」「自主的な学習をどう促進させるか」といった実践的な洞察を深めることができました。さらに、総合大学の利点を活かして他研究科の教員担当科目を受講することで、物事を多角的に捉えることの重要性を学びました。これらの経験をもとに、小児看護の教員としてのキャリアをさらに発展させたいと考えています。

私のオススメ科目

母性・小児看護学演習

小児保健・看護の研究を行い、自分の関心のある施設でフィールドワークを実践する科目です。病院勤務の経験しかない自分にとってこの演習を通じて、病児保育の現場を学ぶことができました。

看護研究方法論

看護学分野における研究の特徴を理解する科目です。以前とは論文の読み方が変わり、クリティーク(批評的)の視点で読むことが理解できました。修士論文を作成するうえで役立っています。

母性・小児看護学特講I~III

母性及び小児看護領域で用いられている諸概念や理論について、看護実践への適用の観点から理解します。地域で生活する健康障害がある子どもとその家族に対する支援などを学ぶことができました。

お金のやりくり法

前職の退職金を大学院の授業料に充てました。また申請すると、研究に必要な文献や書籍、資料の支払い、研究のお礼(文具)などに対して一部支給されるため、家計の負担が軽減できるよう活用しています。

ある一日のスケジュール

6:00起床後、一日の準備をして家を出発します。私は東京に住んでおり、通学には片道約1時間30分かかります。電車での移動中は、論文や書籍を読んだり、スマートフォンでアイデアをメモしたりして過ごしています。
9:00横須賀の病院で、大学生の「臨地実習指導」を行っています。この指導は、私にとっても医療現場で直面している課題を知る貴重な機会となっています。
13:00昼食をとった後、横浜・金沢八景にあるキャンパスで臨地実習指導の続きを行います。模範解答を提示するのではなく、学生が自身の考えを深めるための質問をすることに意識を向けています。
17:00臨地実習指導を終え、夜からの授業に備えて自習します。オンライン講義がある場合には、帰宅してから受講することもあります。
18:45授業が開始します。少人数で、教員との距離が近いため、疑問点をその場で解消することができ、非常に学びやすい環境です。
22:00授業終了後、帰宅。大学院生活では時間管理がより重要になり、電車内での睡眠を含め十分な休息を取るよう心掛けています。
0:00授業がない日や早めに帰宅できる日は、子どもと一緒に入浴するなど家族との時間を大切にしています。週末のうち1日はプライベートの時間を確保します。
問合せ先045-786-5653(学部庶務課 看護学部)ホームページはこちら
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