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在校生・修了生インタビュー
関西学院大学大学院
司法研究科
法務専攻

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  • 大学院
新しい可能性を見つけるため
初挑戦で司法試験合格。すぐに誰かに質問できる環境だから法的思考力を鍛えられた!

田中 萌奈美さん(24歳 ご取材当時)

関西学院大学法学部に入学し、早期卒業によって最短5年で法科大学院修了をめざす司法特修コースを選択。3年次に卒業し、法科大学院に入学。2019年修了。初挑戦の司法試験で合格を果たす。

関西学院大学法科大学院の魅力は?

ひとつは1クラス約10人の少人数制授業が徹底されていることです。授業中に何度も教員から質問されるため、司法試験において最も大切な思考力を鍛えられました。一方で、充実した授業外サポートも司法試験合格への大きな支えになりました。「土曜ゼミ」では学生の自主ゼミに現役弁護士であるOB・OGが加わり指導してくださいます。授業の復習や苦手科目対策など希望に応じて柔軟に対応してもらえるため、効率的な学習が可能になりました。関学法科大学院には利用し尽せる最高の環境がありました。

司法試験合格に向けたアドバイス

どのように考えるかという法的な思考過程を大切にしてください。知識の習得ではなく、条文や判例をどう理解し、筋道を立てて考えていくかという思考の積み重ねが、司法試験合格へのカギになると思います。私は、そのことを教員とのやりとりを通して気づくことができました。教員との対話は、自分の理解できていない点を明確にしてくれ、考える力を養ってくれます。「すぐに誰かに質問できる環境」がある関学法科大学院では、こうした法的な思考過程を重視する学びを必ず実現できると思います。

私のオススメ科目

民法総合演習I

実務家教員の指導のもと、民法債権分野の重要な問題点について、事例演習を行います。体系的・理論的な法解釈を基礎に、問題解決に向けた思考を訓練する場になりました。

土曜ゼミ

学生が自主的に組んだゼミに、若手弁護士であるOB・OGが参加し指導してくださる「自主ゼミサポート型」と、OB・OGが各得意分野の講座を開き、希望する学生が参加する「講座型」の2種類があります。

刑事模擬裁判

刑事弁護で活躍されている実務家教員や、現役裁判官の教員などの指導のもと、模擬裁判を行います。刑事弁護界において練り上げられた尋問の技術などを実践的に学べる貴重な機会なので、ぜひ受講してほしいです。

お金のやりくり法

充実した奨学金制度があり、学業成績によって2年間の学費を全額免除してもらえました。また、全国模試などの受講料を一部補助してもらえたので、積極的に受験し、習熟度や弱点などを確認することができました。

ある一日のスケジュール

9:00~登校。1・2限目に授業を受講。休日も10時までに登校するように心がけていました。
12:30~昼食。学内で販売されているお弁当を購入することが多かったです。
2019年4月に移転した西宮北口キャンパスは、まわりに飲食店が多く、便利だと思います。
15:00~3限目終了後に自習。授業の予習やゼミ課題の検討、問題演習などを行いました。疑問点などがあればオフィスアワーを利用して教員に質問しました。
19:00~夕食。勉強ばかりだと疲れてしまうので、1時間ほど友人とゆっくりとおしゃべりをしながら過ごしました。ただ、疑問点があれば、友人に相談することも。
20:00~自習。夕食前に解いた問題などでわからないことがあれば、この時間に調べるようにしていました。
22:00~自習を終え、帰宅。自習室は7時から23時まで開放されています。自宅では勉強しないと決めていたので、夜間や休日も自習室を利用しました。
問合せ先0798-31-0106(関西学院大学司法研究科事務室)ホームページはこちら
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