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在校生・修了生インタビュー
産業能率大学大学院
総合マネジメント研究科

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専門性を高めるため
自社の現状を分析して未来に向けた提言をまとめる知識と方法論を養うことができました

山内 武志さん(40歳)

北海道大学工学部卒業後、空圧機器などの製造販売を手掛ける(株)コガネイに入社し新製品開発に従事。2015年、新部門発足に伴いMIRAI事業部に異動。2021年、本研究科に入学。2023年に修了。

この大学院の魅力は?

本研究科の大きな魅力は実践を重んじていることです。私は経営学を学んだことがない技術畑の人間ですが、マーケティングや経営戦略、人材マネジメントなどの基本知識を無理なく修得することができました。また、ディスカッションを通して理解を深めていくケーススタディは、自社の現状や課題を「自分事」として見つめ直す機会となりました。高い見識と指導力に優れた教授陣のもとに多様なバックグラウンドと問題意識を持った社会人学生が集う本研究科は、私にとって理想的な切磋琢磨の場でした。

この大学院で得られたことは?

マネジメントや財務を含めた企業経営の幅広い知識はもちろん、あらゆる講義で求められた「ロジカルシンキング」や「定義の明確化」、物事を見る際の「視点・視野・視座」の考え方は日常業務においても大いに活用できます。「特定課題の研究」として執筆した自社への提言を社内で報告する機会を得られたことも大きな成果であり、現在携わっている新規事業の立案・推進においては経営的な考え方はとても重要であり、学んだことを実践の中でさらに深めたいという思いや自信を持つこともできました。

私のオススメ科目

組織変革論

チェンジマネジメントに取り組んだ企業の実例を基にした、ディスカッション主体で進められる科目。毎回の講義に明確な「結論」はありませんが、学生の議論を否定することなく収束させる教授の手腕が印象的でした。

経営戦略ケーススタディ

2年間で最も「思考」した科目。ケースを用いて経営の変換点をメカニズムとして捉えて発表し、それに対して学生が意見をぶつけ合い、さらに教授の核心的な問い掛けが待っているという苦しくも充実した時間でした。

マーケティング・ケーススタディ

その企業の経営陣になったつもりでグループディスカッションを行う科目。同じテーマであるにもかかわらず、そこから導き出される結論にはそれぞれの独自性があり、他のグループの発表を聞くのが毎回楽しみでした。

お金のやりくり法

私の場合は、学費・交通費を会社に負担してもらえたため、時間のやりくりに苦心することはあっても、金銭面での心配はありませんでした。そういう意味では本当に恵まれていたと思います。

ある一週間のスケジュール

月・火曜日勤務時間は 8:45~17:35ですが、業務を少し早めに切り上げて大学院に向かいます。移動中の電車内は資料の読込みに利用していました。19:00~21:30の授業を受け、22:30に帰宅。夕食後、予習をして1:30に就寝。
水曜日他県への出張(車移動)。新規事業の開発を産学協同で進めている大学でのミーティングや実験などに充てる日です。帰宅は 19:00頃ですが、この日は勉強を休み、お酒を飲みながら寛いで過ごし、23:00に就寝。
木・金曜日5:30起床。早めに出社して、始業前の約1時間、月・火曜日の授業の課題に取り組みます。2時間ほど残業して20:30に帰宅 。3時間ほど課題と予習に取り組み、24:30に就寝。
土・日曜日9:30~15:30に自宅でオンライン受講。16:00~18:00は犬の散歩と買い物など。夕食後にその日の授業の事後課題と翌週の予習を2時間ほど行い、23:00に就寝。
問合せ先03-3476-3500(大学院事務課)ホームページはこちら
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